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地震エネルギーには建物に水平方向の力を加えます。例えば、急に発車した電車の中で立っている人はバランスを崩し倒れになります。この現象と同じ事が住宅にも起こるにです。これを地震力と言います。一般に建物重量の20%が地震力として働きます。
木の家は鉄やコンクリートに比べて軽い素材なので、この地震力も小さくなります。さらにこの軽くて丈夫な木を面構造にして、箱のような家にすることで地震に強い住宅が実現できるのです。
1987年に建設省と日本ツーバイフォー建築協会によっておこなわれた3階建て住宅の実物大構造実験でも、一般の木造住宅に規定されている設計加重の2.3倍もの力に耐えることが証明されています。
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■地震力図
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ツーバイフォー工法と在来軸組工法との大きな違いは、面構造にあります。一般木造住宅では柱や梁によって建物を支えるのに対し、ツーバイフォー工法では優れた強度のランバー材による枠組みと構造用合板を一体化させたダイヤフラムで壁・床・天井の6面を構成して、地震などの外力に強い構造となっています。
建設省の3階建て住宅の実物大構造実験で、建物の屋根と床に合板を張り、壁の一面だけを張らなかった場合、横方向の力を加えると建物が変形するのつれて合板がはがれてしまいました。ところがすべての壁・床・天井に合板及び石膏ボードを張った場合では、床面そのものの変形はほとんどなく、力の加わる方向に垂直の面が、有効に働くことがわかりました。つまり6面すべてを一体化させたダイヤフラムで覆うツーバイフォー工法の家がより地震に強いことが証明されたのです。
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■ツーバイフォー工法
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軽くて丈夫な木材を使用した住宅は、その木材の量によって強度が決まります。ツーバイフォー工法と、在来軸組工法の木材使用量の差は建築現場をご覧いただければ一目瞭然です。
数字をみてもその差は歴然。在来軸組工法では坪あたり0.40〜0.45立法メートルの木材を使用しているのに対し、ツーバイフォー工法では坪あたり0.55〜0.60立法メートルの木材使用量となり、じつに約20〜25%も多いのです。
また、構造用の釘も床面積120平方メートルの場合で約5万本、つまり180kgも使われており、一般木造住宅の約4倍もの量です。地震に強いツーバイフォー工法の理由のひとつが、木材使用量とそれを連結する釘の量のあると言えるでしょう。
さらに、これら一本一本のせん断力が計算されている釘をそれぞれの必要強度に応じた長さや間隔で使用し、優れた構造強度を実現させています。
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■ツーバイフォー工法
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さらに、構造材をつなげる金物も優れた強度を持っています。住友不動産ホームのツーバイフォー住宅ではその名の通り、アメリカ大陸で猛威を振るうハリケーンにさえ耐える「ハリケーンタイ」と呼ばれる金物が、屋根垂木を壁構造に一本一本しっかりと固定することで、屋根の吹き上げを防いでいます。この金具の1個あたりの許容耐久力は実に345kgf。一般に住宅に被害でるといわれている風速70mの風が170kgfですから、大きな台風にもびくともしません。
また、屋根を構成する垂木の寸法も一般に使われている約30mm×60mmに対しツーバイフォー工法ではほとんどが38mm×140mmを使用し、455mm間隔で外壁面にしっかりと緊結される等、耐風性においても優れた住宅であることがわかります。
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■ハリケーンタイ
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■防錆処理を施した構造用金物
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